腹部超音波検査は、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓など腹部にある実質臓器の病変を調べる際に行われます。
肝臓を始めとして、胆嚢や膵臓などお腹の中の臓器は、病気の初期段階では自覚症状はほとんど見られません。
超音波検査はCTなどと比べ放射線被爆が無く、病気を早期に見つけることが出来ます。
当院では0期やⅠA期の手術可能な早期膵臓癌を診断し、その後の外科的治療につなげております。
膵臓癌などの早期発見のため、年に1回は腹部エコー検査を受けることをお勧めしています。
超音波検査はCTやMRIと比べ、患者さんへの負担が少ない検査ですが、CTやMRIと比べると病変の質的診断能力に劣る検査でした。
しかし、超音波用の造影剤が開発されたことで、CTやMRIと同様に病変の質的診断ができるようになりました。
使用する造影剤にはアレルギーの副作用が少なく(卵アレルギーのある方は出来ません)、体外への排出は主に肺から呼気とともにされるため、腎臓機能の低下している方でも使用可能です。
当院でも、肝臓・膵臓・胆嚢などの腫瘍の診断に造影剤を用いて診断しております。
など
甲状腺とは、喉ぼとけの下付近にある甲状腺ホルモンを分泌する器官(蝶が羽を広げた形をしている)です。検査の際は首にゼリーを塗布し、その付近にプローブを当てていきます。これによって甲状腺の大きさやしこりの有無、甲状腺ホルモンの分泌が過剰、もしくは不足状態にあるかがわかります。主にバセドウ病(甲状腺機能亢進症)や橋本病(甲状腺機能低下症)、甲状腺腫瘍といった甲状腺疾患の診断をつける際に行われます。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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9:00〜12:30 | ※1 | / | / | ||||
14:00〜15:00 | / | / | / | / | / | ||
15:00〜18:30 | / | / | / |
外来+内視鏡+超音波
外来
内視鏡検査のみ
※1:水曜午前は12:00まで
※2:木曜日は順天堂大学医学部附属浦安病院での内視鏡治療のため休診
休診日:木曜・日曜・祝日